偶然完全 勝新太郎伝

田崎健太

ノンフィクション・小説

著者は週刊誌で「勝新太郎」の人生相談を連載した際の担当編集者で “勝新”の最後の弟子を自認している。
勝新は、「首相の代わりは何百と居るが勝新の代わりはオレ以外に無い」と 言い切るあたりが、そのまま生きざまになっているかの様な豪放にして繊細 な人生を貫いた男・役者です。
巨匠“黒沢監督”と意見が合わず「影武者」を降りた経緯も著者から見た目で詳細に渡り描かれています、、、が、読み終えた印象は週刊誌ネタの連発、とは 言い過ぎか。