日曜日の歴史学

山本博文

ノンフィクション・小説

東大大学院情報学環・史料編集所教授 文学博士

「天下人の一級史料」、「島津義弘の賭け」、、等々、マニア垂涎の著書多数。
TVメディアの時代考察、考証、出演も多い。
歴史が好きな人への研究手法、時代小説の読み方、江戸時代の基礎知識、、等 10講に分かれて、解り易く解説されています。
しかし、研究手法等と構えることなく「日曜の歴史学」と題名通り 第一講から第十講まで順序どおり読む必要もありません。
時間が出来た時に興味のある目次より読み進んで下さい。
またQ&A形式もあり、解り易い解説となっています。
第六講では「鎖国」について、、
Q江戸時代には本当に鎖国していたのか?
の問いに、「鎖国」の言葉の持つ概念、その目的、、もっと単純には 「鎖国の間は本当に海外と行き来出来なかったか?」また「幕府はどうやって 通訳を養成したか?」等々のごく一般的な疑問にも答えています。
日曜の昼さがり、カウチポテトにならず、たまには時代考証で独りほくそ笑むのもよろしいかと。。